税理士(士業)のホームページでWEB集客に成功した事例を公開!
現在ホームページをサポートさせていただいている税理士事務所様のサイトで、契約の0→1を達成しました。
リニューアル→1ヶ月目で初のお問い合わせ獲得→2ヶ月目でお問い合わせ&契約まで達成。
お問い合わせからすぐに契約だったとのことで、ホームページに詳しく業務やサービス情報を詳しく載せたことも良い点だったと思います。
今回は、税理士(士業)のお客様で集客に成功した事例と、その手法についてお話させていただきます。
士業系の方に役に立つナレッジだと思います。
目次 ▲
税理士ホームページで集客に成功した3つのポイント
さっそく、税理士法人のお客様のホームページで集客に成功したポイントをまとめていきます。
①サービスを細かくページ分けし、SEO対策を行う
②「業種×専門税理士」というページを作った
③お問い合わせ動線の最適化
それでは、①から解説していきましょう。
①サービスを細かくページ分けし、情報を網羅する
士業のホームページで多いのはサービスについて細かくページ分けしなかったり、それぞれのページで内容が網羅されていないことで、
情報が足りずにお問い合わせに繋がらないケースです。
特に、制作会社さんで作成する場合、ページごとに金額がかかってきたりもします。
ページ数を増やすことで予算が膨らんでしまい、細かくページ分けができなかったりするのです。
もし可能であれば、テキストベースでブログのようなスタイルで固定ページを作成し、なるべく簡単に作成をお願いすることで、
予算を抑えつつ制作を進めていくことができると思います。
今回作成させていただいた税理士さんサイトの場合、
- 顧問契約
- オンライン顧問契約
- 開業・起業支援
- 創業融資
- 税理士切り替え
- 記帳代行
- 税務調査対応
上記のような形でサービスごとの個別ページを作成。
それぞれをSEO対策として、きちんとサービスについてのライティングを行っていただきました。
たとえSEOで上位に来なくとも、サービスについてきちんと書いておけば、他のページからの流入した際にしっかりとサービスへの理解を深めて頂けます。
SEO対策としても重要ですし、そもそものサービス紹介という意味合いでも重要なことになります。
ホームページでは、長文は嫌われる傾向にあるという通説があります。
そういった通説からお客様からはあまり長文を書かずにシンプルな内容にしてほしい、という依頼も来ます。
しかし、それではホームページに来た訪問者はサービスについて不十分な理解のまま、離脱してしまう原因にもなっているのです。
特に士業サイトでは、長文のテキストがあっても問題ありません。
きちんとライティングを行い、ご自身でもサービスについて整理することが大切になると思います。
しっかりとWEBサイトを構成して制作しているサイトは少ないため、それだけで差別化できますね。
もちろん、タイトル・ディスクリプションを整備したり、サイトの構造を整備するようなSEO対策も重要です。
②「業種×専門税理士」というセグメントを行う
今回は税理士さんのホームページでしたが、士業の方であれば「専門性」を出すようなことも可能です。
例えば、既存のお客様の業種を見てみましょう。
「この業種が多いな…」ということは無いでしょうか?
例えば、リフォーム業者さんが2社、IT業者が1社というクライアント構成の場合、リフォーム業者専門税理士というようなページを一枚作っても良いと思います。
リフォーム業者さんとやり取りする中で、どんな話題があったかなどを盛り込むと、独自のナレッジが組み込まれたページになってくれます。
まだお客様がいない場合は、「どのような業種を取りたいか」という目線で選んでも良いでしょう。
実は、専門税理士のページからも1件お問い合わせを獲得していました。(今は商談中のようですが)
どうしてお問い合わせしてくれたのか、とクライアント様が確認したところ
「専門というタイトルに惹かれて、お問い合わせをしてみた」とのことでした。
たとえ、業種専門の税理士法人ではなくても「その業種に詳しい専門の税理士がいます」というようなニュアンスで、
訪問者が開業しようとしているサービスに刺さるような見せ方をすると良いでしょう。
【業種×士業】や【職種×士業】というページは少ない
サービス軸や地域軸のキーワードで上位表示を狙う士業サイトは多く存在します。
しかし、業種や職種特化のキーワードを狙っている士業サイトは少ない傾向にあるように感じます。
もちろん、全ての士業サイトで職種や業種に特化できるわけではありません。例えば、不動産鑑定士の方などはサービスの軸でキーワードを狙っていくしかないでしょう。
ただ、例えば社労士さんのサイトや税理士さん、中小企業診断士さんなどはサービスや地域軸に加えて、職種や業種を軸にページを作っていくことも検討しましょう。
私の知り合いの社労士さんに「コンビニ専門の社労士さん」がいます。
業種を完全に絞らなくとも問題ないのですが、ご自身の中で「こんな業種のお客様が多いな」というジャンルがあるのであれば、「◯◯専門の社労士が在籍中」というようなイメージで1ページ作っておくと、そこから集客が見込めると思います!
③お問い合わせ動線の最適化を行う
キーワードを元にページを作り、SEOを調整した後はお問い合わせ導線の最適化を行います。
- CTA(行動喚起)を設置する
- どの場所からでもお問い合わせができるように調整する
- 資料請求を設置する
上記のような要素を適切に配置するようにしましょう。
最も重要なのは、CTAの設置になります。
例えば、士業やBtoBのサイトであれば「初回30分間の無料相談受付中!」のようなイメージで、訪問者が行動するための具体的なメリットがあると良いと思います。
また、お問い合わせを行うよりも、資料請求で内容を詳しく知りたいという訪問者も多いです。
もし、WEBサイト内でほとんどの情報を網羅しているのであれば、資料は必要ないかもしれませんが、
資料請求はお問い合わせよりもハードルが低く、リード獲得がし易いという傾向にあります。
※資料請求時に、フォームに個人情報を入力してもらう前提です。
無料相談実施中!だったり、資料請求はこちらのように、訪問者が「悩みを相談したい」「サービスについて知りたい」という欲求に答えるCTAを設置することで、
よりお問い合わせに繋がりやすいサイトにすることが可能です。
まとめ
今回は、弊社でサポートさせていただいている税理士事務所様で、実際に契約を取った事例をご紹介しました。
キーワード軸を少しずらすことで、士業サイトであれば上位に食い込める可能性が高く、CVRの向上も見込めます。
コーポレート系のサイトでも、キーワード設計をしっかりと行うことが重要ですね。