【2023】ラッコキーワードの使い方と戦略設計の方法を解説!
コンテンツマーケティングを行う際、最も重要な要素として「キーワードの設計」があります。
どんなに素晴らしい文章を作ったとしても、ユーザーが実際に検索していないキーワードをタイトルにしてしまった場合、それはSEO効果の薄いコンテンツになってしまいます。
それでは、キーワードは具体的にどのように調査すれば良いでしょうか。
長年、コンテンツ制作を行ってきましたが、抜群で使いやすいツールが「ラッコキーワード」です。
この文章では、ラッコキーワードの使い方を解説し、実際のキーワード調査の方法についてご説明いたします。
また、有料版を用いたタイトル設計の戦略についても、知ることができるようになっています。
ぜひ、クライアントへの提案の参考にして頂ければと思います!
目次 ▲
2023年度版ラッコキーワードでできること
使い方の前に「そもそもラッコキーワードで何ができるのか?」について、確認しましょう。
ラッコキーワードの使用用途
・キーワードを調べる
・キーワードを発見する
・競合を分析する
SEO対策におけるキーワードの調査や競合分析が主な使用用途になります。
例えば、「マーケティング」というキーワードでSEO対策を行いたい場合を想定してみましょう。
基本的に、いきなり「マーケティング」というビッグキーワードでは、上位表示させることはできません。
まず、「マーケティング」というキーワードに対して、細かい「スモールキーワード」で上位表示をさせて、最終的に「マーケティング」で上位を狙っていきます。
ラッコキーワードでは、「マーケティング」のスモールキーワードを網羅的に調べることができ、SEO対策に役立てることができるわけですね。
ラッコキーワードは多数のツールが無料で使える!
ラッコキーワードは、サジェストキーワードを調べられるだけではありません。
無料版でもかなり多くの調査を行うことができます。
ラッコキーワードは無料版と有料版に分かれています。
今回は、無料版と有料版に分けて「どんなことができるのか」を調べてみましょう。
無料版
・検索キーワードを調べることができる(サジェストキーワード)
・キーワードに対して「連想語」を調査できる
・キーワードに対して「類語や同義語」を調査できる
・競合調査ができる(競合の獲得キーワード、見出しを抽出する)
・Q&Aサイトやニュースサイトを簡単に調査できる
有料版(無料版のツールは使用可能)
・調査回数の制限(上限)を引き上げることができる
・月間検索数や広告出稿の競合性を調べられる
・穴場キーワードの発見ツール(サジェストプラス)が使用できる
無料版と有料版の大きな違いは、調査回数の上限が調べられたり、より詳細にキーワードの情報を確認できる、というものになります。
それでは、ラッコキーワードの最もマストな使用方法である「キーワード調査」についてご説明いたします。
ラッコキーワードの「サジェストキーワード」の使い方
まずは、サジェストキーワードについて見ていきましょう。
このツールは「ログイン無し」でも1日5回まで使用が可能です。
トップページに入ると、すぐに検索窓があります。
そこにキーワードを入れて検索すると、サジェストキーワードツールを使うことができます。
例えば、「WordPress」と検索窓にキーワードを入れてみました。
検索ボタンを押すと、以下の画像のように、サジェストキーワードが羅列されていることがわかります。
キーワードのサジェストとその他のサジェスト
一番はじめに目に入る場所が、左上の「キーワードのサジェストとその他のサジェスト」という箇所になると思います。
この箇所は、検索キーワードの中で最も検索数が多い複合ワードが表示されます。
つまり、キーワードの中で最も検索数を稼ぎやすい単語、ということになります。
ただ、その分上位表示させるには時間がかかることも意識しておきましょう。
キーワード+50音順/アルファベット
検索数の多いサジェストの下には、50音順とアルファベット、数字が羅列されています。
それぞれの頭文字ごとに過去に検索されたワードを表示させてくれるものになっており、
細かいスモールキーワードまで表示している状態です。
SEOブログを開始した際は、「キーワードのサジェスト」の箇所ではなく、「頭文字のサジェスト」から攻めていくことをおすすめします。
なぜなら、検索数の多いキーワードほど上位表示が難しく、検索数の少ないキーワードほど上位表示しやすいからです。
はじめのうちは競合の少ないキーワードから始め、徐々にビッグキーワードを狙うようにしていきましょう。
有料版のラッコキーワードを用いてSEOの戦略設計をしよう
もし、あなたが企業のコンテンツマーケティング担当者で、今後SEOブログを伸ばしていく必要がある場合、正しいキーワード戦略が重要になってきます。
正しいキーワード戦略とは、以下のような点が重要です。
①そのキーワードの検索ボリュームはあるのか?
②そのキーワードの競合の強さはどうなのか?
上記の2つを意識することによって、正しい戦略設計が可能です。
①そのキーワードの検索ボリュームはあるのか?
最も重要なことは、本当にそのキーワードに検索ボリュームがあるのか?という点になります。
例えば、「WordPress 魚」という複合キーワードで検索順位1位を獲得しているとします。
しかし、一般的に考えて「WordPress 魚」と検索する人は、あまりいないでしょう。
たとえ、検索順位で1位を取っていたとしても、検索ボリュームが無いと意味が無いのです。
そこで、有料ツールである「月間検索数の取得」を利用しましょう。
月間検索数を取得して、本当に検索されているのかを調べます。
実は、ラッコキーワードで取得した検索キーワードは、過去に検索されたサジェストも表示してしまうため、現在は全く検索数が無いにもかかわらず、表示されることが多々あります。
検索数が直近で0件なのに、表示されるわけですね。
正しく検索数を調査して、実際にボリュームがあるキーワードを攻めるようにしましょう。
Memo
もし、あなたのサイトで「グーグル広告」を出稿している場合は、「キーワードプランナー」を無料で使用することができます。
キーワードプランナーは広告を出稿していない場合でも使用できますが、検索ボリュームが「100〜1000」のように範囲でしか表示されないため、広告を出稿していない場合はラッコキーワードがおすすめです。
②キーワード単位の競合の強さを調べる
検索ボリュームを調べた後、次に重要な行動が「競合調査」になります。
なぜ競合調査をする必要があるのか?というと、あまりにも競合が強いと、上位表示できる可能性が低くなるからです。
競合調査の方法は多岐に渡ります。
①検索流入数を調べる
②ドメインランクを調べる
③被リンク数を調べる
④見出しなど構造を調べる
⑤コンテンツ文字数を調べる
上記のような作業が必要になってきますが、例えばドメインランクは別のツールを使用する必要があります。
細かく行う場合は、ある程度競合をリストアップしておく必要があると思われます。
ただ、コンテンツマーケティングを行う上での競合調査で、最も簡単に判断する方法があります。
それは、公的機関のサイトがあるかどうか、です。
Googleは公的機関(国、市区町村のお役所に関わる仕事など)を上位表示させやすい傾向にあります。
特に「YMYL領域」はその傾向が顕著に現れます。
YMYL領域とは「Your Money or Your Life」の略で、健康や幸福、お金など人間の最も重要な人生に関わるキーワードのことになります。
こういったキーワードでは特に「専門家しか上位表示させない」ようなロジックに鳴っているため、上位表示されているサイトがどういったサイトなのか?から判断していくのが、最も早いでしょう。
もし、YMYL領域のキーワードを狙っていて、上位が公的機関で埋まっている場合は、避けたほうが無難だと考えられます。
検索ボリュームツールの使い方
最後に、ラッコキーワードのボリュームチェックツールの使用方法についてまとめていきます。
まずは、検索キーワードを調べましょう。
その後、右上にある「月間検索数を取得する」をクリックしましょう。
「月間検索数を取得する」をクリックすると、勝手にキーワードが追加される状況になります。
「取得」をクリックすれば、その時点で検索ボリュームを調査することができます。
画像のような形で検索ボリュームを調べることができます。
ちなみに「CPC」は広告を出向する際の金額の指標になるもので、競合性は端的に言うと広告出稿の際の上位表示ができるかどうかの指標になります。
この2つはSEOには大きくは寄与しない数値になりますが、広告を出稿する際には非常に参考になる数値のため、覚えておくと良いでしょう。
まとめ
今回はラッコキーワードの使い方や、ラッコキーワードを使った戦略設計について解説しました。
広告を利用していない場合、Googleの無料ツールが使えない関係でキーワードボリュームの調査が難しくなります。
ラッコキーワードを利用すれば、ある程度簡単にキーワード調査を行うことができますので、積極的に使用していきましょう。
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